浦佐押合大祭 日本三大奇祭 三月三日
越後浦佐 毘沙門堂



2019


3  月  3  日


大祭 昼の行事

8:30   第一回大護摩修行 
9:45   稚児行列
10:00     小学生鼓笛隊演奏
10:15     稚児 御堂入り
10:20   講中福餅運搬 大八車
10:45     第二回御前立本尊御開帳護摩法要
11:15   第一回福餅撒与
11:45    第二回福餅撒与
12:30   第三回大護御前立本尊御開帳護摩法要
13:00     第三回福餅撒与
13:10   大名行列
14:15   第四回御前立本尊御開帳護摩法要
15:00   第四回福餅撒与
15:00    第五回御前立本尊御開帳護摩法要
15:30   第五回福餅撒与



今日はいい天気


新幹線浦佐駅舎と後方は左は名峰越後駒ヶ岳 右は霊峰八海山







大護摩修行

大護摩修行とは 護摩壇を設け護摩木を焚いて本尊を招き
家内安全や大願成就を祈願する仏教の修法。

3月3日は午前8時30分から午後3時まで
福餅撒与にあわせて5回執り行われる。
稚児行列

古来より「神霊は幼い子供の姿を借りて現れる」と伝えられています。

御堂に御供物を上げるときには神聖な稚児の手を借りて奉納されます。
福餅撒与

撒与(サンヨ)とは 撒き与えるという意味。
サンヨ サンヨ の掛声が一日中響き渡る。
その掛声は 裏山にこだまし 10里先までも届くといわれている。

餅講中から奉納された福餅が奉納者の手によって計5回撒かれる。

子ども 年寄りは並べば福餅をもらえる 福餅配与も行われる。
大名行列

毘沙門堂内で撒与される福物を沿道の信者に披露する。
上に乗っている奉納者が 夜は裸になり 水行をしてから 本堂で撒与する。




毘沙門堂のご案内

山門

日光の陽明門と同じ作り
豪雪に耐えるため 屋根の大きさをやや小さくしてある。
釘は一本も使われていない。木を組んであるのみ。

1月1日に八海山からの初日の出の光は
この山門の上部を通り
毘沙門堂に安置されている 毘沙門天とを結ぶ。 
毘沙門堂 

毘沙門天が安置されているお堂。
裸押合いはこの中で行われる。

現在の建物は 70年前に再建された建物。
宝物殿

お寺のお宝が保管されている建物。

中央に鎮座するのが 秘仏 毘沙門天。
住職一代に一回のみの 御開帳。
平成10年10月に御開帳が行われた。
毘沙門堂 長廊下

本山の長谷寺の長廊下をイメージして作られた。
裸の男衆がこの長廊下を走り 
正面の不動明王のうがい鉢に飛び込み 身を清める。

不動明王 と うがい鉢

うがい鉢は八海山の一枚岩を刳り貫いた大鉢。

辰の口から流れ出る水は いまだ冷たい春の雪解け水




大護摩修行

午前8時30分から午後3時まで 五回行われます。

毘沙門天前立本尊




 

 奉納者名簿。全部で14,000,000円也。金二十三万円から三千円まで。どなたでも奉納いただけます。
 
 
 
 

 


多聞青年団 団長・副団長



 
 外務進行係・外の行事を仕切る。
庶務係・場内放送担当
 


稚児行列

午前9時45分から

 
 
 
 



 
 今年のBSNアナウンサー

「坊ちゃん」にも登場する名物の「越後の笹あめ」。
 
 
 


講中福餅運搬

午前10時20分

講中の方々を浦佐駅にお迎え。
講中の方々が奉納する福餅を大八車に積んで 披露かたがた毘沙門堂まで運びます。



 



福餅撒与

午前11時15分から午後4時まで 計5回行われる。

第一回 福餅撒与 

午前11時15分
 

 大祭名誉委員長 南魚沼市長挨拶

講中紹介 







多聞青年団長



「撒くぞ!! 撒くぞ!!」
「撒けよ!! 撒けよ!!」

「早く 撒けよ!!」

掛け合いが 続くこと数分。

団長の 「撒け!!」

の合図で 福餅が撒与される。








福餅配与・女性、お年寄り、子供は並ぶともらえます。
 
 

 
 お土産売り場。吾輩の持ち場。

安産のお守りはいかがですか・・・

 

 林市長と・・・

 



第二回 福餅撒与

午前11時45分


 

 




 


 

ただいまを持ちまして 第2回福餅撒与を終了します・・・・。
 



第三回 福餅撒与

午後1時00分


 

最後の福餅撒与を行う「撒与講中」
 
昨年「古稀」を迎えた「撒与講中」

東京からも同級生が駆けつけた。隣は娘さんです。



 


最後の記念撮影


大名行列

午後1時10分から

沿道の参拝客に 夜の撒与品の金杯、銀杯などを披露する。

 



 












 
「下馬!!!」 毘沙門堂山門前で人馬から降りる。




 






第四回 福餅撒与

午後3時00分


 

 

 
 



 
福餅が青空に舞う。今年が良い年でありますように。



 
同級生が福餅俵を拾った。いいことがあるぞ。

大西先輩がろうそくを奉納してくれた。




第五回 福餅撒与

午後3時30分


 
 
 
 



 


 
一日ご苦労様でした。
福餅入りの御神酒 1本700円。
 

養殖鮎1匹600円 
 魚野川で捕ったかじか。かじか酒にどうぞ。
 
 





撒  与  節


ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ

越後浦佐の毘沙門様は 国の宝よ福の神よ

三月三日にゃ真雪の中で 裸はだしの押し祭り


ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ

あがるローソク日本一よ 獅子に牡丹は長岡でよ

二十五貫は小千谷の講中 みんな合わせりゃ百貫目


ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ

龍の口から湧き出る水に 行をしてから御堂入りよ

押して押されて押されて押して 七押し八踊り夜は更ける


ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ

積もる白雪一丈と五尺 裸で担ぐ大ローソクよ

垂蝋は肩から腕へと垂れる 押し合い祭りは度胸だめし


ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ

まけよまけまけそらまけ撒与 銀杯拾うたら御利益でよ

可愛いあの子にお酌をさせて みんな揃うて祝い酒


ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ

昔しゃ峠の雪踏み越えて 毘沙門様へは三晩がけで

今じゃ 朝出て女子衆も 汽車でポッポの 押合い祭り

ハーサンヨ サンヨ サンヨ サンヨ






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