2014



北アルプス 西穂高独標(2701m) 春山登山



2014年5月4日・5日


今年も北アルプスの山を見たくて 西穂独標(2701m)に登った。


日暈(ひかさ・光の輪)と笠ケ岳(2897m)





2014年5月4日


午前3時37分 出発
 

午前8時4分 釜トンネル。 この先は上高地。自家用車は通行止め。
 

午前8時41分 登山口到着
 

今回の装備 左15㎏ 右6㎏
 

ロープウェ-乗り場に着いた瞬間 震度3の地震。ロープウェ-が2時間スップ。
 

午前11時30分 大幅に予定を遅れて いよいよ出発。
 

山小屋直下の最後の登り。午前12時18分。
 

西穂高や独標が見えてきた。午前12時55分。
 

大勢登っているのが見える
 

午後1時7分 西穂山荘に到着。1時間37分予定通りのタイム。
 

山荘前のテント場。

 

遠くには焼岳や乗鞍岳。

 

山荘の入り口は雪の壁。入り口が見つからなかった。
 

チェックイン。一泊二食で9500円
 

明日は天候が崩れそう。急いでアイゼンを装着し独標を目指す。午後1時40分。
 

独標が見えてきた。(右から2番目のピークが独標 2701m)
 

若々しく 元気な後期高齢者の登山者。
 

いよいよ雪山
 

振り返れば 穂高山荘。正面に焼岳(2455m) 左手奥が乗鞍岳(3026m)
 


急こう配を登る。
 
 
ようやく丸山(2452m)。午後2時18分。


前穂高(3090m)が見えてきた。
 
 
いよいよ独標へ

丸山から独標を望む。

 


本日も快調。
 

勾配がきつくなった。ピッケルに持ち替える。
 

救助ヘリが飛んできた。事故でも起きたか。
 

いよいよガレ場
 

独標はすぐそこ
 

独標直下の岩場を行く。

 

アイゼンを岩にひっかければ 一巻の終わり。奈落の底へ。このスリルがたまらない。
 

 
雪は凍って滑りやすい。慎重に。慎重に。


独標の鞍部に到着。午後3時27分
 

西穂独標 直下


さて どこを登るか。
岩場でアイゼンはかえって危険と思い アイゼンを脱いで登る。しかし ところどころにある雪は凍っていて滑りやすい。
登ることはできても 降りるに危険。再度 鞍部にもどり アイゼンを着けて 登った。


 


西穂岳 独標(2701m)

女房は難なく登ったが 自分は右足が吊ってしまった。
かつて痛めた 左足をかばって登ったせいか。はたまた 体力が落ちたせいか。

午後4時5分。目的地 独標に到着。実に2時間25分かかった。予定を1時間もオーバー。

笠ケ岳が美しい。

  


前穂高をバックに
 

ピラミッドピークにも人が・・

 
   

独標からの眺望が素晴らしい。

左から ピラミッドピーク 西穂高岳(2908m) 奥穂高岳(3190m) 前穂高岳(3090m)
ここから先は 断崖絶壁。熟練者の世界。ましてや雪山では・・・

 


そろそろ降りよう。午後4時23分
下りの岩場では またもや自分の両足が吊った。しばし動けず。
 

日暈(ひかさ)が現れた。
 

環天頂アークも現われた。天候が崩れる前触れか。
 

二人の影が映る。
   
 
丸山で一休み
 
 
天候が崩れてきた。
 
   

無事 到着。午後5時32分。頂上でゆっくりしたため 往復4時間もかかった。
 
 
今日は8畳に6人。余裕。余裕。


本日の夕食。カツだ!!
 
 
夫婦やカップルが一杯。隣はテント泊のご夫婦。


笠ケ岳に夕日が沈む。
 
 
月と木星


いよいよ 星空タイム。しかし このあと一面雲に覆われた。予報どおり天候が崩れた。

 


   


なんとか 春の大曲線は撮れた。
(北斗七星から うしかい座のアルクトゥルス おとめ座のスピカ に伸びる大曲線。)

 




そろそろ消灯の時間。午後9時3分。


 
   


2014年5月5日

 

ご来光は無理とわかっていたが・・・
 
 
とりあえず丸山まで登った。



笠ケ岳は雪が舞う 雲の中。午前5時17分。
この時 近くの奥穂高岳では雪が30cmも積もり 11人が遭難。2名が死亡するという事故が起こっていたとは。
 

   
   

本日の朝食
 
 
午前7時11分。下山開始。

   
午前8時16分。無事下山。


ハーブティを頂き・・・
 
 
露天風呂に浸かり・・・・


そばに舌つづみを打つ。
 

自然の恵みに 感謝。いただきます。
 

 




2013年5月4日





2013



北アルプス 立山(雄山) 春山登山


3008m


2013年5月4日・5日

今年も北アルプスの槍ヶ岳を見たくて 雄山(3008m)に登った。


2013年5月4日



GW さすがに混んでいた。
室堂に向かうケーブルカーの切符を買うまで1時間30分。乗るまでにさらに2時間。乗ってからさらに1時間


 14時15分 ようやく室堂を出発   猛吹雪の中 一時 道を見失うも ようやくポールを見つける
   
 真っ白い中 ただ黙々と歩く 15時4分 小休止
   
 ようやく山小屋が見えてきた  15時43分 一ノ越山荘(2700m)に到着
   
 15時52分 チェックイン 一泊2食8900円  今日の夕食
   
 100歳の三浦敬三氏のサインが  部屋の温度は氷点下2度
   


午前0時過ぎ 目が覚めた。窓越しに外を見ると なんと 満天の星空。 
寒さに耐え 睡魔と闘いながら 必死にシャッターを切った。


雄山から立ち上る天の川と夏の大三角

  


北アルプスから立ち上る 天の川とさそり座




5分ほどシャッター開けておくこんな感じ




天の川のアップ
左の黄色く輝く大きな星は サソリの心臓 アンタレス






北極星と北斗七星




午前2時30分を回った。ご来光まであと3時間ほど。
眠くなった。雄山にも登らなくてはならない。
今日は ここまでとしよう。




2013年5月5日


ちょっと寝坊した。ご来光に間に合うか。慌てた。
雄山からの日の出を撮るために反対の山 龍王岳(2872m)の中腹に急いだ。
間に合った。


 快晴  間に合った
   
 そろそろ日の出か  龍王岳
   
 えびのしっぽ  日のでは近い
   
 

立山からの日の出









  素晴らしい 朝。昨日の吹雪は何だったのか。
   
 大日岳と奥大日岳  立山高原ホテルと室堂山荘
   
 槍ヶ岳  一ノ越山荘。今朝は左のつららの陰から星空を撮影した。
   
 朝食  今日の宿泊客は20人ほど
   
 いたるるところで 雨漏り  最新鋭の山の道具が並ぶ
   
 女房体調を崩し雄山への登頂をあきらめる  一人で雄山を目指す。午前7時50分。
   
 絶好の天気  振り返れば一ノ越山荘と龍王岳
   
 73歳の登山者 元気 元気  室堂方面
   
結構登った   最大の急斜面
   

大勢登ってくる ありんこのよう

 

 眺望は抜群  
   
 もうすぐ山頂  山頂到着 午前9時30分
   
 一等三角点  最終目的地
   
 雄山神社 3003m 女性のパーティと記念写真 
   
 剣岳  
   


槍ヶ岳

 

 

 えびのしっぽ  
   
 一ノ越山荘は 超満員

 
 おしるこを食べて 女房 元気 初めてのツーショット 
   
 午前12時6分 さあ帰ろう 今日は快調 
   
振り返れば 雄山 

  

  室堂到着 午後1時1分 
   




2012


北アルプス 常念岳 春山登山


2857m


2012年4月29日~30日


今年も北アルプスの槍ヶ岳を見たくて 常念岳(2857m)に登った。




  自宅を出発 (午前3時30分)
 常念岳が見えてきた。(中央の一番高い山)
   
  常念岳を見ながら登山口へ (午前7時32分) 登山カードを出して・・・天気 快晴 
   
  いよいよ登山開始 (午前7時51分) 歩き始めて1時間  大滝到着 (午前8時56分)
   
大滝を過ぎると 一面 雪  登り始めて2時間30分 ようやく分岐に到着 (午前10時30分) 
   
デブリの中を登る  これより胸突き八丁 女房すこぶる元気 (午前10時50分)
   
 だんだん斜度がきつくなってきた。  いよいよ最難所に・・・
   
 アイゼンを履き ピッケルに持ち替える (午前11時47分)  女房 今日も快調 快調
   
 後続も登ってきた  ここが最大斜度か。女房休まず登り続ける。
   
 ようやく視界が開けた。歩き始めて5時間。(午前12時45分)  午後1時15分 常念乗越に到着。登り始めて5時間25分。
   
 つらかった ご褒美に 槍ヶ岳が笑顔で出迎えてくれた。
 
 左には常念岳(2857m) 右には横通岳(2766m) 
   
 山小屋に到着  チェックイン。一泊二食で9,500円
   
 六畳に六人。余裕。余裕。  これより山頂へ 山頂は見えない (午後2時11分)
   
 常念岳 中腹からの 常念小屋
 
 槍ヶ岳を見ながらしばし休憩  もうすぐ 山頂
   
 常念岳からスキーを楽しむ三人組。夕食時に隣の席に。明日は大天井岳(2921m)を滑る計画とか。
 
ようやく 山頂到着(午後4時17分)  素晴らしい 眺望。太陽も顔を出した。
   
西穂高岳から槍ヶ岳まで全部入る。さすがCANON16mm-35mm F2.8L 広角レンズ。この景色を撮るために今回手に入れた。
 
 穂高連峰(左から前穂高岳3090m 奥穂高岳3190m 涸沢岳3110m 北穂高岳3106m)
 
槍ヶ岳(3180m)
 
 午後4時47分 下山開始 午後5時45分 山小屋到着 
   
楽しい夕食の時間。  かつて皇太子が休憩した談話室 
   
いよいよ星空タイム。しかし星は見えない。右上にかすかに金星が見えるだけ。 
 
 月齢7.8の月が大キレットの上で輝く  
   
 槍ヶ岳山荘にも明かりがともる。
 
 午前5時11分 朝食。ご来光は見ることはできなかった。  午前6時39分 天気 曇り アイゼンをつけ下山開始。
   
 一歩 一歩 慎重に降りる。  おいらは シリセード
   
 ちょいこわ 面白い。調子に乗ってしまった。なかなか止まらない。  ここを過ぎれは安心。
   
 分岐で一休み。(午前7時48分)  午前9時34分 無事下山。下りは3時間余かかった。
   
 常念岳を見ながら露天風呂に。じょんのび じょんのび。  昨年と同じ 名物のそばをいただく。
   



高い山は今年が最後か。そんな思いで今年は常念岳に登った。
昨年は左隣の蝶が岳。その前は 右隣の燕岳。
三年続けて 北アルプスを見に春山に登った。

星空を撮影するため 重い三脚を担いで。
結局 夕日も星空もご来光も 撮れなかった。

思い通りの写真は撮れなかったが 満足感はあった。
春山も 今年を最後にしようと思ったが 山頂に立つと 来年はどこに行こうかと血がさわぐ。

来年は もう少し簡単に登れる山にしよう。

立山あたりがいいかな。



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