午前3時26分出発 |
午前7時24分 登山口駐車場に到着 |
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早速登山の準備 車は15台程度 |
午前8時26分 登山口を出発 天気 曇り |
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しばらく行くと 前方に青空 |
登山口で登山届を提出。今日は20人程度登っている。トレースもあるとのこと。 |
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今日の目的地 蝶ヶ岳は片道5時間30分。到着予定時間は午後3時。 |
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蝶沢にかかるつり橋 |
蝶ヶ岳の雪解水 |
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登山道にようやく雪 |
突然 恐竜現る!! |
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午前9時26分 登り始めて1時間。ようやく 雪道。 |
足跡と 赤い目印を頼りに慎重に登る。 |
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蝶ヶ岳三角点(2664m)。目的地の標高より13m低い。 |
隣の山 常念岳(2857m)も見えてきた。 |
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午前10時40分。2時間ちょっとで行程の1/3のまめうち平到着。 |
ここからは 本格的な春山。アイゼンを履く。 |
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しばらくは 林間を行くが・・・ |
午前11時24分。中間点の標高2000m。 |
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常念岳の全容が見えてきた。しかし 足下は・・・・・ |
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雪崩の跡に差し掛かる。 |
渡り切った。しかし このような沢はまだまだ続く。 |
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上を見れば こんな感じ。 |
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下を見れば こんな感じ。斜度は35度。滑ったら 奈落の底。命は無い。 |
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沢を渡ると 今度は急斜面。 |
今度は沢渡り。 |
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景色を見る余裕が無くなった。 |
四つんばいで登る。 |
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またもや 急斜面の沢 |
木につかまり 恐る恐るシャッターを切る。 |
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登り始めて4時間 ようやく森林限界か。ここからが蝶ヶ岳の最大の難所の急斜面を登る。 |
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黙々と登る女房 |
最大斜度は40度を超える。 |
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雪が激しく降ってきた。滑ったら一巻の終わり。10本アイゼンを一歩づつ ステップを切って登る。
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足の筋肉が 痙攣し始めた。女房も辛いはず。これまで弱音を吐いたことは一度もない。
黙々と休まず一気に登る気だ。もう少しだ!!がんばろう!!!
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ようやく 森林限界を超え 緩い斜面に達した。太陽と青空は出ているが ここは吹雪 完璧な冬山。 |
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スキーで滑ったシュプール。すごい!! |
吹雪で雪が舞っている。風速は30mは超えている。 |
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気温も低下。霧氷が付いている。 |
抜きつ抜かれずの単独行の人が登ってきた。しかも ここまでアイゼンも付けず。 |
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登りきったところで女房も 完全に冬山装備に。 |
一休みして 山頂まであと少し。最後の登り。 |
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太陽は出ているが 雪はますます激しくなる。 |
太陽に向かって進む。 |
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もう少しだ。 |
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女房の足跡はすぐに雪に埋まる。 |
前方がピークか。雪が凍って光っている。 |
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女房 稜線に出たが風で吹き飛ばされそうになり 後続を待つ。 |
猛烈な吹雪の中。ついに山頂付近に到着。後方が山小屋。 |
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山頂が見える。山頂付近は風が強く 雪は積もっていない。 |
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吹雪がすごく 山頂にはいかず とりあえず山小屋へ。 |
山小屋到着。午後3時17分。登ること7時間。ほぼ予定通り。 |
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初登場です。 |
チェックイン。一人 一泊二食9000円。 |
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売店。お土産は 何も売っていない。 |
今日は 三畳に二人。広い!!こんなの初めて。 |
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夕食は午後5時30分から 日没は午後5時45分ころ 夕食の前に夕日を撮影に出かけた。
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蝶ヶ岳 山頂。後方は穂高連峰に沈む夕日。
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標高2677m |
ヤッター。 |
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晴れてはいるが風はものすごい中 テントを設営する登山者 |
しばし 撮影タイム。 |
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蝶ヶ岳ヒュッテと右は常念岳(2857m) 中央は大天井岳(2921m) (午後5時41分)
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瞑想の丘に建つ展望指示盤 (午後6時2分)
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槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ (午後6時3分)
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槍ヶ岳(3180m) 午後6時9分
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穂高連峰(左から 前穂高岳(3090m) 奥穂高岳(3190m) 涸沢岳(3103m) 北穂高岳(3106m)) (午後6時17分)
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右は常念岳(2857m) 左は大天井岳(2921m) (午後6時21分)
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北穂高岳(3106m)に沈む夕日 (午後6時22分)
雲が出てきた。今日の星空は期待薄か。腹減った。飯にするか。
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今日はカツが二人前(実は女房の食べ残し) |
ご飯は槍ケ岳盛り。 |
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夕飯を食べて再び撮影に出かけた。
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(午後7時8分)
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(午後7時13分)
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(午後7時14分)
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(午後7時14分)
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(午後7時15分)
強風の中 なかなかピントがうまく合わせられない。手も痺れるくらい。
星空指数100%の天気予報も外れたか。早々に引き揚げた。
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部屋では女房 ぐっすりと眠っている。
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空を見上げると 北斗七星がかろうじて見える程度。
後悔しないようにと 一休みして 再び「瞑想の丘」に星の写真を撮りに行った。
しかし 強烈な風。三脚が飛ばされそう。重りを付けても しっかりと手で押さえていないと吹き飛ばされる。
とても 5分もシャッターを開けておけるレベルではない。数枚撮影したが星はほとんど写っていない。
明日も早い。午後10時22分 諦めた。
「穂高の星空」の予定であったが・・・ |
安曇野の街も揺れている。 |
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2011年4月30日(第二日目)
天気予報が外れ天候は下り坂 外は吹雪 午後からは雨の予報。
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日の出前 月齢25の月と金星のはず。金星は雲の中 (午前4時35分)
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朝日が安曇野の田を照らす (午前5時8分)
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「瞑想の丘」からの 槍・穂高の朝 (午前5時17分)
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槍ヶ岳
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穂高連峰
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北穂高岳
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涸沢岳
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奥穂高岳
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前穂高岳
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左は大天井岳 右は常念岳
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「瞑想の丘」から蝶ヶ岳
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「瞑想の丘」から穂高連峰
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標高2600mは氷と吹雪の世界
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午前5時45分 朝食。ちょっと眠いが 食欲はある。 |
特製の海苔 |
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あっという間に 雲に覆われた。山の天気は変わりやすい。
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穂高ともこれでお別れ。今度いつ会えるか・・
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すごい風と寒さ。 |
いよいよ 下山開始。(午前7時15分) |
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強風のなか 氷を踏みしめて |
地吹雪舞う |
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気を引き締めて 急斜面に |
一歩づつ 一歩づつ |
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慎重に アイゼンで足場を確保。一歩 一歩 降りる。
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ようやく最難関を通過した。
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雪がやんで常念岳が見えてきた。景色はいい。
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後続がやってきた。
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雪が積もり足下が滑る。滑ったら命は無い。 |
後続はピッケル。ここはピッケルが必要だ。悲劇はこの後起こった。 |
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この前の沢。三人が滑落。一人はピッケルで止まり。もう一人は運よく木につかまり止まった。しかし すでに一人は10mほど滑落し骨折。動けない状態。 |
雪が深い。踏み抜かないように慎重に降りる。 |
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最後の沢を無事通過。 |
上を見れば雪崩の跡。 |
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下を見れば 奈落の底。 |
ここまでくれば もう安心。 |
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標高2000m 中間地点(午前9時22分) |
標高1900m まめうち平 ここまで2時間半 (午前9時43分) |
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やっと救助へりがやってきた。事故が起きてからもう2時間。 |
旋回している。 |
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余裕。 |
無事到着 下りは4時間15分 (午前11時31分) |
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下山者カードを提出し 蝶け岳登山 終了。 |
常念岳を望む ふもとの露天風呂で疲れを癒す。 |
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