天体望遠鏡
これまで1994年に人類が初めて観測できる天体衝突、
シューメーカー・レビュー第9彗星の木星衝突をこの目で見たくて高性能の天体望遠鏡を購入した。

以来、ビクセンのアトラクス赤道儀に口径20cmの高橋製MT−200反射望遠鏡 
 を載せてデジタルカメラで主に星雲・星団を撮影していました。


2016年10月についに夢にまで見た天体ドームが名古屋からやってきました。
22年間付き合ってきたアトラクスは海を渡り、天体ドームに新たに高橋製EM-500がやってきました。

ちょっと贅沢すぎたか・・・。

将来、ロト6が当たって、Mewlon-250CRSとMT-200を連装して搭載できるようにちょっと奮発した。

ロト6は当たらなかったが2018年8月9日、大きな荷物が届いた。
4月に注文していた我が人生最後の望遠鏡、指折り数えていた。

(「皆さん、そう言って買っていかれます。」とは販売店の店長の一言。(笑))

いつまでも夢だけは見続けていたいものですね。


諦めなければ 夢はきっと叶う。
人生 夢だらけ


「天体望遠鏡」のページが大きくなりすぎたので続きは「天文台」に続きます。




平成30年12月22日


今日は冬至で満月


期待していなかったが満月が雲の間から見えた。
慌てて自転車でドームへ (久しぶりに酒が入っていた。)

「2001年宇宙の旅」のオープニング曲
リャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストはかく語りき」にとともにドームが開き
素晴らしい満月が現れた。






平成30年12月21日


コスモス天文台 本格稼働まであと一歩


久しぶりに星が見れそう。いよいよオートフォーカスが動けば全てのシステムが稼働する。
急いでドームに行ったが夜露でドームが開かない。
やむなく雨センサーの夜露を拭いて動かした。今日は月齢14.大きな月で星がほとんどみえない。


なんとかシステムは動いたがオートフォーカスには失敗した。川霧が星を隠してしまった。今日はここまで。






平成30年12月18日


フラット画像とフラット・ダーク画像を撮る


いまだに星が出ない。46P/ウィルタネン彗星が見えなくなってしまう。
西武池袋で勉強してきたことを実践しよう。
画像処理用のフラット画像を撮るために作つておいたフィルターを付けた。
フラット画像とフラットのダーク画像も撮った。







平成30年12月1日


「ステラショット」と「フォーカス・インフィニティ」の連携設定成功


ついにオートフォーカスが動いた。
いろいろやってみているうちにシャッターが切れてフォーカスグラフが表示された。
やったー!!

原因はWindows7と10の互換設定に問題があったようだ。
しかし、星が出ていないため望遠鏡にキャップをしてのテスト。
翌3日にちょっと星が出ていたので星でテストをしたら動かない。

ドームを開けて寒い中で設定を繰り返していた。
「ハックション!!」
風邪を引いた。2日間も寝込んでしまった。(笑)






平成30年11月25日


西武池袋で開催される「第3回 天体写真画像処理講座」に参加した。
なかなかレベルの高い講座でいろいろと初めての出会いで勉強させられる。


午後1時から3時まで休みなし。時間がもったいない。




今回もついでに高橋製作所の販売店のスターベースに顔を出した。
Mewlon-250CRSの「マルチポイント・フォーカス」がなかなか思うように動かない。
店長自らデモをしてくれるというので寄ってみた。しかし・・・・・・

カメラのシャッターは切ることができたが「アクティブ・フォーカス」の画面が表示されない。
スターベースのパソコンでやっても私が持参したパソコンでやっても同じ症状。
2時間ほど試行錯誤したが無反応で、また来月来店することにした。


 30cmの大きさは格別
これは目に毒
 

  カメラのシャッターは反応した。

しかし、画面が表示されない。 



平成30年11月23日


今日は初雪が降った。
Mewlon-250CRSはパソコンから自動でピント合わせができる優れもの。
そろそろピントを合わせるソフトの「Focus infinity」と「ステラショット」を連携させようとしたが連動しない。
販売店のスターベースの店長にお聞きしていろいろやってみているが未だ連動しない。

開発メーカーの動画を参考にいろいろやって、何とかCanon 6Dとは連動が成功したが「ステラショット」とは何度やってもダメ。
25日の日曜日に再度、西武池袋の天体写真画像処理講座に行く。
秋葉原にでも寄って聞いてくるか。

「Focus infinity」と「ステラショット」の連携ができれば天体ドームのシステムは完璧。
いよいよ腕の見せ所なのだが・・・・

12月には肉眼彗星と期待される「46P/ウィルタネン彗星」が昇ってくるぞ!!!


 
Cano 6Dとは連動成功。

 
しかし、ステラショットとは連動せず。撮影ボタンを押しても反応なし。

 
設定は間違いないはずだが・・・

 
「test」をクリックしても無反応。




平成30年10月27日


天体写真家の古庄歩氏の「天体写真画像処理講座」の第2回「ステライメージを使った基本処理」の講座を受講した。

これまで自己流でやっていたが思うような処理ができなかった。
ここはひとつ基本に戻って勉強しようと池袋にやってきた。

これまでいろいろかじっていたため何とか理解できた。
いろいろとためになった講座であった。

11月と12月にも受講する。
来年は少しは期待できるかな・・・・






「アストロアーツ」のHPに吾輩の後ろ姿が写っていた。それにしても年寄りばかりか。





μ-250CRSのオートフォーカスが反応しないので秋葉原の「スターベース」に修理を依頼。

(後日、コントローラが送られてきた。原因不明でプログラムが書き換わっていたらしい。)





帰りの新幹線までは少々時間がある。丸の内に寄ってみた。
しばらく来ないうちにすっかり変わっていた。






平成30年9月3日


タカハシμ-250CRS ファーストライト


久しぶりに星が見れそう。CMOSカメラを取り付け晴れるのを待った。
東の空に明るい火星が見えた。南には土星。木星は西の空に。
まず土星に望遠鏡を向けた。火星にも・・・
シーリングが悪すぎたか、作品にはならず。
雲も出てきた。
惑星は諦めて天頂付近のM27あれい星雲を撮った。
オートガイダーが不調で30分で雲が出てきたが素晴らしい星雲が撮れた。
凄い。


 

 
 

 


M27 あれい星雲

凄い!!
今度はオートガイドで60分の露出で撮ってみよう。



 



平成30年8月9日


タカハシμ-250CRSがやって来た


玄関に大きな荷物が届いた。今年の4月に注文していた望遠鏡が届いた。
早速、ドームに運んで組み立てた。

重量はMT-200が14s、μ-250CRSが12s。付属品を合わせて総重量は40s。
EM-500の搭載能力が40s。何とか載せられた。
おもりは全部で30sで、まだまだ余裕がある。
(笑い)

 
 
 
 
 左が口径25cmの250CRS、右が口径20cmのMT-200
 



 

組み立ては完了したがその後は曇り空ばかり。全く星が出る気配はない。

μ-250CRSは、オートフォーカス機能を搭載している。
オートフォーカスを使うために「Focus Infinity」をインストールするが設定が解からない。

解説書はあるものの詳しくは書いていない。
またもや能力を超えた代物に手を出してしまったか。


 

 


「撮影アドイン」には何を設定するのかなぁ・・・
まあ、いろいろやってみるか。




平成30年7月4日


「惑星写真 画像処理」


先日、池袋で講義を受けてきたソフトの試験をしてみた。

マニュアルどおりに操作すると、みるみる画像が浮かび上がった。

今回撮影した画像はMT-200の直焦点撮影。焦点距離は1200mm。

μ-250CRSなら焦点距離は2500mm。2.5倍のバローレンズを付ければ・・・・

素晴らしい!!


 
 木星の衛星、エウロパもガニメデも写っている。



平成30年7月1日


「惑星写真撮影講座 中上級編」


CMOSカメラを購入したが撮影法や画像処理がいまいち。

池袋でアストロアーツ主催のCMOSカメラの撮影方法や撮影処理ソフトの使い方の解説をするというので行ってみた。

参加者は同年代の方が多数参加。2時間があっという間。さすがに質問内容のレベルが高かった。


 

 


帰りにサンシャインでコニカミノルタの「プラネタリウム満天」で「GLAY 星空が繋ぐ愛」を見た。

「いま、この瞬間をただ愛すればいい。」

帰りにはアメ横で定番のうな重の「ダブル」を食べた。

東京は30度を超える猛暑。迷子になりながら11044歩も歩いた。


充実した記憶に残る、楽しい一日となった。また、行こう。



平成30年6月25日


JRに改善要望


西の空に沈む金星と月。その下に明るく強烈に光るのがJRの照明。
ドームの中に影が映るほどの直進性の強い光。

新幹線のポイントを照らす光らしい。
24時間点灯されているこの光。こんなにも遠くを照らす必要があるのだろうか。とJRに改善を要望したが・・・・

原発に反対しながら電気を無駄に使っている現実。
もっとよく考えてみよう。










平成30年10月26日


JR新潟支社から電話あり。「照明を1mほど下げて光が漏れないようにした。」旨の連絡があった。
早速、写真を撮った。LEDの直射はなくなった。
まずまずか。

蛍光灯は光害カットフィルターで有害な光はカットできるが、波長の短いLEDは直進性がすごくカットできない。






平成30年6月22日


ZWO ASI 290MC カメラ テスト撮影


ようやくZWOカメラのテスト撮影。
マニュアルとにらめっこ。なかなかピントが合わなかったが、何とか画像が現れた。すごい!!


MT-200にZWOカメラを接続  
マニュアルどおりに操作すると月が現れた。
  
 次には木星が。
星団もこのとおり・・・
 



平成30年5月3日


ZWO ASI 290MC カメラ


現在の装置も満足に動かせないのにまたまた高望み・・

惑星撮影用のCMOSカメラを購入してしまった。

製品は中国製。説明書は全部英文。

英文が読めないのに買ってしまった。

さて、どうしたものか・・・



 スターベースから荷物が届いた。
全部で13個も入っていた。
 
 箱から出すとこんな感じ・・・いろんなのが入っている。
これが惑星用CMOSカメラ。
 


惑星撮影用のCMOSカメラがドームの内部を映し出した。

一応、英文の説明書を見ながらプログラムのダウンロードと接続が完了。

ピントも合っている。





右にいろいろと設定が書いてあるがチンプンカンプン。

何時になったら惑星を撮影できるか・・・・




平成30年1月19日


天体ドーム連動設定成功!!!


連日、ドームと赤道儀の連動設定に手を焼いている。全く進歩がない。
と。メールが入った。駒形さんからだ。PHを見て心配していただいていた。
吾輩の使っている「ASCOM」に不具合が生じているとの情報。
吾輩のドームシステムを作られた「くわなの星空」氏のHPに対応策が掲載されているという。

早速ドームに出向いてパソコンのソフトを再度ダウンロード。
一か八かやってみたら何と連動成功。

7月の落雷以来、6カ月目にしてようやくドームと赤道儀の連動に成功した。
いっぱい勉強させていただいた。
20cm反射望遠鏡の再メッキも完了。6D改造カメラも装着。

やったー。

 いかをかじりながら「ASCOM」のソフトを再度ダウンロード

ダメ元。まぁ。やってみるか・・

 
このエラーメッセージに対応するソフトはと???? 

 さぁーて、どのプログラムかなぁ・・・

 
このブログラムあたりかな・・

ビンゴ―!!!
ぉぉー。設定画面が出た・・

 


午後7時過ぎ。オリオン座が昇ってきた。
さあ!!撮るぞ!!


久しぶりに望遠鏡が星を追いかけた。





しばらくするとドームが勝手に閉まってしまう。またもやトラブルか。
霜が付いて雨センサーが反応。自動的にドームを閉じているのに気が付いた。

暖かい炬燵に入って撮影をしようとする頃には一面霧に覆われた。

   



平成30年1月14日


今年初の星空


晴れた。しかし、一面霧。天頂付近がちょっと星が見える。
ドームは手動で動かせば星は撮れる。
まず、ばら星雲に望遠鏡を向けた。

 ドームを手動で動かそうと防寒のため布団を持ち込んだ。

それにしても寒い。気温は氷点下8度。

 
ばら星雲を撮る。霧で真っ白か。ドームの中は寒い。

 
寒さに耐えきれずに炬燵の中から操作することに。暖ったかい。

 


久しぶりの星空。一面に霧が出ているが天頂付近は少しは星が見える。
手動でドームを動かして写真を撮った。
しかし、画面は霧で真っ白。

それにしても寒い。気温は氷点下8度。最近にない寒さ。
望遠鏡にも霧氷がくっついている。

午前0時を過ぎたころになるとドームが回転しなくなった。
ドームの鉄のレールが凍って滑って動かなくなった。
霧もいっぱい。今日はこれまでか。

それにしてもドームとの連動ができないのはなぜだろう・・・




平成30年1月13日


エラーメッセージの連続


明日は晴れそう。そろそろ連動を成功させなくては・・・


 Temma2Zには接続

天頂に設定して接続OK

手動でドーム操作。久しぶりにドームが開いた。

 
 「POTH Hub」を経由すると・・・

 またもやエラー。ソフトがどこかに行ってしまったのだろうか。そんなはずは・・・




平成30年1月12日


久しぶりの試運転


何カ月ぶりか、再メッキした20cm反射望遠鏡を載せて試運転をした。
「ステラショット」と「ステラナビゲータ」をそれぞれ接続してみた。
いずれのソフトでも赤道儀は星を追いかけた。

昨年の8月17日の落雷からトラブル続き。望遠鏡が星を追いかけるのは、なんと5カ月ぶりか・・・
感動の瞬間である。
昔の恋人に出会った瞬間のように胸がときめいた。

しかし、「ステラシヨット」で「ASCOM」を経由してドームと連動させようとすると止まってしまう。
何度やっても同じ。なんでだろう。

またもや初歩的な接続不良か???

今夜は星空のはずであるが・・・・・


 LANケーブルのライトは点いている。

ノートパソコンては「ステラショット」と「ステラナビゲータ」単独なら接続OK

 
中継パソコンで今度はASCOMを経由。 COMポートも認識している。

 ドームとの連動設定。ここをクリアできれば・・・

 連動成功か??!!!一瞬喜んだが・・・

またもやシステム・ダウン・・・

 


自分の能力を超えた代物を買ってしまったか・・・(後悔は後に立つ・・・)



平成30年1月11日


MT-200 反射望遠鏡 組み立て


20cm反射望遠鏡に斜鏡と主鏡を取り付ける。

反射望遠鏡は光軸調整が厄介。
これを怠ると撮影した像が楕円形になってしまう。



 センターを出して・・・

 センタリングマークを打つ

 主鏡のセンターに小さな穴をあけ・・

後ろからライトを当て・・・

 
 センタリングアイピースでのぞきながら斜鏡を直角にセット。

主鏡を取り付けて・・

 
 センタリングマークと合わせれば完了。

配線を間違わないようにラベルを張った。

 
 ん???。ドームコントローラーを見ると右のランプが点いているではないか。

ドームコントローラーと接続できた。接触不良だったのか??

 
 ASCOMに接続するとエラーメッセージが・・・

ノートパソコンを接続するも・・・

 


今日はここまでか



平成30年1月10日


MT-200 反射鏡主鏡再メッキ完成


24年目にして初めての再メッキ完成。
ギラン、ギラン。まばゆいばかり。


これで素晴らしい星空が撮れるか・・
これでもう20年は現役で頑張れるか・・・・・。


 素晴らしい輝き

組み立てる。

 
 主鏡をセルに入れて・・・

外は雪。

 



平成30年1月9日


駒形さん来る。


新年早々に忙しいところ、駒形さんが駆けつけてくれた。
困ったときの駒形さん頼み。

配線を確認していただいたが配線は正常。
結局、原因は判明せず。天体ドームとパソコンが接続できず。

メーカーに修理を依頼することに・・・・・

自分の力で復旧できないとは・・・



平成30年1月7日


新年早々SOS発進

高性能パソコンも改造デジカメもそろった。今年は天体写真三昧の予定。
正月はこれらを相手に悪戦苦闘。

何とか高性能パソコンでのリモートデスクトップの設定に成功した。
天候は晴れる気配はなく改造カメラの出番はない。
反射主鏡も一か月が経過するが・・・

望遠鏡周りの配線をちょっとすっきりさせようかと・・・
これがいけなかった。

天体ドームに接続ができない。配線を間違ったか・・・
いろいろやってみるがいつも点いているランプが点いていない???

配線を確認するが反応はない。
もう三日も同じことをしている。
やむなく新年早々SOSを発信!!!!



LANケーブルの左にランプが点いていない。





普段は点いている。






平成29年12月25日


FMV A77B1W ノートパソコン

クリスマスのプレゼントにサンタさんから高性能のパソコンが届いた。
サンタさんからのプレゼントなど何年振りか・・・

これまでは望遠鏡を動かすために3萬円で購入したノートパソコンを使っていたが頻繁にフリーズ。
来年から月に一回くらいは星空観望会をと計画を立てていた。

観望会中にパソコンがフリーズしたら大変。
サンタさんはよく見ていたのだ。

Corei7 7700HQ(2.8GHz)。 メモリーが8GB。HDD:1TB
十分な性能だ。これなら20枚くらいのコンポジットもお手の物のはず。

早速、天体ドームを制御するASCOMや「ステラショット」などのプログラムをインストール。
リモートコントロールの設定ってどうするんだっけ?????


 
松山千春の歌を聴きながら・・・



 
炬燵に入ってみかんを食べながら・・・






平成29年12月22日


Canon EOS 6D改造カメラの試し撮り

久しぶりに星が見れそう。望遠鏡は再メッキに出しているため望遠レンズで試し撮り。
比較的撮りやすく、天頂付近に見れる「カリフォルニア星雲」を撮った。
友人のおかげで今日は暖かい炬燵に入りコーヒーを飲みながら撮影。
これなら風邪をひくこともない。

しかし、画像処理がうまく行かず・・・・
もっと勉強をしなくては。





 



 



 


平成29年12月12日


大雪注意報発令

新潟県中越地方に大雪注意報が発令された。明日の朝までに最大80cmの積雪予報。
いよいよ雪が降ってきた。一晩に80cmなら大したことはない。
このくらいの雪で驚いてはいられない。が、ドームに積もった雪が落ちてくれるか心配で見に行くことに。






今年は四隅に積もった雪が滑って落ちやすいようにワックスを塗っておいたが・・・









雪はきれいに落ちた。成功。





平成29年12月9日


Canon EOS6D HKIR改造デジタルカメラ 来る

赤い散光星雲が撮りたい。
これまでもCanon 40D改造カメラを所有していたがフルサイズのカメラが欲しくなった。

「ポチっ」とマウスをクリックしてしまった。
新品は高価のため中古で我慢、我慢


 宅急便が届いた

中からは6D改造カメラが出てきた。

 
 
Canon EOS 三兄弟が揃った。




左から40D(2007年購入 1,010万画素) 中央は5DMarkU(2009年購入 2,020万画素) 右が今回購入した2012年発売の6D(2,110万画素)

40Dはもう10年、5DMarkUも8年使っている。
40Dは2010年に赤い星雲が撮れるように改造したが、画素数も落ちるしフルサイズではない。
天体写真コンテストで入選しているローノイズ・フルサイズの6D改造カメラが欲しくて、欲しくてついに「ボチッ」っと・・・・


40Dはインターネットのオークションにでも出そう。30,000円くらいで売れるといいなぁ。(改造費だけでも32,800円)
当時はたしかボディのみで150,000円ほどのはず。

(注)改造カメラは星空専用のカメラで一般撮影には向きません。

 
 
40Dと6Dの比較


Canon 40D EF24mm F16 1/400 ISO400




Canon 6D EF24mm F11 1/250 ISO100



 
 
改造カメラは一般撮影では赤みを帯びています。


今夜は晴れそう。



平成29年12月8日


MT-200 反射望遠鏡の主鏡・斜鏡を再メッキ

もう23年も使っているMT-200。これまで何回か主鏡を水洗いしたが最近写りが悪い。
腕のせいでもあるが、たまには主鏡を再メッキしてみようか。
友人から紹介された宮城県のジオマテック鰍ノ依頼した。


 主鏡を外す

ゴミだらけだ。これでは・・・


 セルから鏡を外す

斜鏡のねじがきつくて取れない


「高崎屋」の社長のところにもっていって外してもらった。
さすがはプロ。

 
梱包して・・ 

 宮城に発送。3週間ほどの旅に出る。



ただいま望遠鏡はお色直し中





平成29年7月18日


落雷奮戦記


ものすごい雨。多聞橋下のおとり鮎を我が家の水槽に避難。とその時すぐ近くで落雷。停電。





ドームは大丈夫か確認。ドームは手動で動いたが中継コンピュータのスイッチを入れるが立ち上がらない。
ACアダプターの通電ランプが消えている。ACアダプターがやられたか。ミニ・コンピュータは大丈夫か。

ACアダプターの電圧を確認したら12V 5A。
予備パソコンのアダプターは19.5V 3A。合わない。
星空観望会を数日後に控えて大ピンチ。
急いでAmazonで注文。21日に到着予定。


 
 


平成29年7月21日


ACアダプター届く。


素晴らしく早い。凄いシステムだ。

早速テスト。パソコンがやられていなければよいが・・・





平成29年7月22日


パソコン起動


ACアダプターの電源も入りミニ・パソコンも起動した。やれやれ。
しかし、カメラは正常に接続されたが望遠鏡とオートガイダーとの接続は何回やっても失敗した。
あとはスイッチングハブか・・・


ACアダプターを接続
 
ミニ・パソコン起動
 
カメラは正常に接続するも望遠鏡とオートガイダーは接続できず。
 
ハブの「3」番目が反応していない。
 


平成29年7月25日


パソコンとドームも望遠鏡も接続できず


 LANケーブルのランプが点いていない先日は点いていたのに。
とっかえひっかえするも?????? 




平成29年7月26日


ドームコントローラー盤のランプが点くも望遠鏡とオートガイダーの接続できず


 LANケーブルのランプが点いた。どうして・・・





平成29年8月1日


ドームコントローラー盤のランプが点くも望遠鏡とオートガイダーの接続できず


 COMポートが認識せず望遠鏡と接続できず。

オートガイダーの電源ランプが点いていない。


いじり壊さないうちにSOSを発信しよう。



平成29年8月2日


友人が応援に駆けつけてくれてオートガイダーとの接続完了。あとは赤道儀。


 CCDカメラを交換したらランプが点いた。CCDがやられていた。

ガイドをしている。
 しかし、赤道とは接続できず。
 お手上げ。メーカーに依頼しよう。



平成29年8月11日


メーカーに赤道儀の修理を依頼。メーカーからはシリアル変換ADが認識されているか確認の依頼あり。
シリアル変換ADを新品と交換することに。

ようやくシリアル変換ADが届く。
シリアル変換ADを接続。 
 「USB Serial Converter」で認識しているが・・・
 「デバイスが移行されていませんでした。」とは???
 シリアル変換ADを交換しても接続できず。
依然として「Temma Not Found」
 


さて、どうしたものか。修理を依頼するしかないのか。



平成29年8月15日


メーカーもお盆休みで休業のため再度接続を試みるも・・・


 「USB Serial Converter」で認識しているはず・・
 カメラとCCDは接続するが・・・

 ASCOMを経由せず直接タカハシTemma2Zに接続するも・・・・
 

 

平成29年9月2日


修理完了か?


お盆休みと重なり、ようやくメーカーの高橋製作所から修理に来ていただいた。


 コントロールボックスがやられたか?
 コントロールボックスをそっくり取り換えることに。
 中の構造はいたって簡単。
 コントロールボックスを取り換えてテスト
 シリアルポートが反応した。接続成功。
 星は出ていないが指示通り動いている。



平成29年9月4日


本番テスト


星が出た。雲の切れ目からだがかすかに星が見える。
ドームに急いでテスト。
パソコンを立ち上げて自動導入を試みる。
まずはこと座のベガ。

パソコンにベガの姿を捕らえた。
30秒ほど露出をかけて撮影すると星が流れている。「ん?」
次にオートガイドのテストをするとこちらも星が流れている。
極軸は合っているはず。
極軸望遠鏡をのぞいて極軸を合わせようとしたが北極星は見えるが目盛が見えない。
照度を最大に上げても全く見えない。
どうしたのだ。いろいろやってみたが直らず。
メーカーの担当者にSOSを発信。


 
 



平成29年9月10日


今日は天気がいい。親戚の三十三回忌の法要。ちょっとお酒が入ったが星が出ている。
酔っ払い運転はできない。自転車でドームへ。
先週、追尾するか試験したところ星が流れた。原因は???
再度試験。


天頂付近の雲が切れた。M71をノータッチで300秒。まずまずか。
わし座のアルタイルも姿を見せた。ノータッチで300秒。まずまずといったところか。

あとは極軸望遠鏡のみとなった。



 M71をノータッチで300秒
 アルタイルを300秒



平成29年9月19日


久しぶりに晴れた。女房と昼飯をもって展望台に上った。
登ったといってもわずか10メートルくらい。素晴らしい眺望を眺めながら昼食。
今日は星が見れそう。
近所の家族と町であった方に声をかけた。
しかし、午後6時過ぎまたしても空は雲で覆われた。


ドームだけでも動かそうとパソコンのスイッチを入れるが電源が入らない。
どういうこと????
丁度その時パソコンの先生も星を見に来た。
どうやっても電源が入らない。どうしたことか。
パソコンの先生に修理を依頼して今日の観望会はまたしても終了。



 
 



平成29年9月23日


EM-500の極軸望遠鏡内のLEDが中心からちょっとずれていて極軸の目盛が見えない状態。
ようやくメーカーの高橋製作所から修理に来ていただいた。
何とか中心に固定して目盛が見えるようになった。


 

 
 
 



平成29年9月25日・26日


ようやく星空。EM-500の試験。電源の入らないミニパソコンに替えて、二階のノートパソコンをドームに移動。
果たして設定がうまく行くか。備忘録を見ながら再度プログラムをインストールし基本データを入力した。
なんと一発で接続完了。
一枚10分露出を掛けて10枚撮影した。総露出時間100分。
これで星が流れなければ完成。
まず、M31アンドロメダ大星雲を撮ってみた。次にM45スバル、二重星団と撮った。
二晩に渡って明るい星雲を撮影。どれも完璧。


 

 


「ハックション!!」
時計を見たら午前1時を回っていた。風邪をひいてしまったか。
替わりのパソコンをもう一台購入して二階で遠隔操作で撮影できるようにしなくては。



平成29年11月26日


訳ありで二ヶ月もトームに行くことができなかったが、ようやく天気もいいし、今日は星が見れそう。
午前中に用事を済ませて午後2時過ぎにドームへ。
無停電電源装置を設置して、久しぶりにドームに電源を入れる。


しかし、パソコンが赤道儀を認識しない。COMポートが空白。さてどうしたとか。
解説書を確認に自宅へ。
再度、一からやり直した。するとどうだろう。望遠鏡も認識し完璧に動いた。



「無停電電源装置」を設置。
 
 IPアドレスも読み込んだ。
 「シリアス ポート」も接続
 これで接続するか・・・

なんと2か月ぶりにドームが開いた。




あとは遠隔操作用のパソコンが来れば準備完了です。



平成29年12月4日


ようやく遠隔操作用のミニ・パソコンが来てくれた。
寒いドームの中で動いているため、汗をかいたり、冷や汗をかいたりで何度目かの風邪をひいてしまった。

友人から同じパソコンを購入していただきSSDカードの入れ替えただけで、プログラムを再入力することなく動いた。
知識とはこんなに凄いものか、まざまざと知識のなさを思い知らされた。

これで二階の温かい炬燵の中から星が撮れる。やったー。
喜びもつかの間、再度パソコンを立ち上げると・・・・・????????


 新しいパソコンを持って来てくれた。

 SSDを取り換える。

 一旦は成功したが、なんじゃこれは・・・・

再起動させると????? 今日はここまで・・

 



平成29年12月5日

またもやSOSを発信。二日続けて友人が来てくれた。
しばらく画面を見て、・・・・・。
何とあっという間に再起動した。
知識のすごさにただ脱帽・・・・

これで二階の暖かい部屋からこたつに入って星空の写真が撮れる。
これほど贅沢なことはない。感謝。感謝。


 ドームからでも

二階からでも撮影が可能になった。 


7月18日の落雷から約4ヶ月半の悪戦苦闘奮戦記。ようやく暖かい部屋で星空の撮影ができるようになった。

しかしだ、またもや欲望は尽きない。20cmのMT-200反射望遠鏡はもう24年目に入った。
その間、レンズは自己流で3回ほど洗ったか。先日スーパームーンを撮影したがどうもピントがいまいち。

主鏡と斜鏡を再メッキしてもらおう。
それほど高くはないらしい。見積書をもらうことにした。



 


落雷奮戦記はここまで。








平成29年4月30日


観 望 会



同級生の太兵衛どんの一家が星を見に来てくれた。

小学校6年生を筆頭に2歳まで総勢8名。賑やかな観望会となった。

長男は銀河系にブラックホールがあることを知っていた。

「おぉぉ・・・。すげぇぇぇ・・・・」

今日は西の山に沈む月齢4の赤い月と木星を見ていただいた。


   



平成29年4月27日


コスモス天文台 本格稼働


ようやくドームと赤道儀との連動が完了。いよいよ本格的に撮影が可能となった。
しかし、パソコンがいうことを聞かず、また、キャブレーションも恒星の認識ができずに設定を完了するまで2時間もかかってしまった。

ようやく撮影ができるようになったのは午後10時30分過ぎ。


アルクトゥルスでピントを合わせる。
ピントバッチリ




天頂に見えるM51「子持ち銀河」を撮影したがオートガイドがうまく行かなかった。星がちょっと流れた。

明日も晴れそう。明日があるさ。






M51 りょうけん座の子持ち銀河

光度8.1等 距離2,100万光年

2017年4月27日 22時38分から ISO1600 300秒×6枚(総露出30分) テライメージ8で画像処理
QHY5-U+ステラショットによるオートガイド








M13 ヘルクレス座の球状星団

北天で最大の球状星団

光度5.7等 距離23,500万光年

2018年5月7日 22時56分から ISO1600 120秒×20枚(総露出40分) テライメージ8で画像処理
QHY5-U+ステラショットによるオートガイド



結構うまく撮れた。120秒ならオートガイドは不要か。







2015年4月5日

初代アトラクス 復活!!


 

最近赤道儀の調子が悪い。

自動導入するものの 「ガー ガー」と音を立てて 座標がずれてしまう。
ビクセンに修理を打診するが 20年前の赤道義。 

当時の技術者がすべて退職してしまい精度を維持・保証はできないとのこと。
できることは グリスを交換する程度。費用は送料込みで5万円。
くれぐれも 自分では 分解しないようにと言われているが・・・・

確かに 20年もよく動いてくれた。そろそろ 最新の赤道儀がほしいものの ○○が・・・・
後継機は ドームに備え付けの ビクセン AXD赤道儀に決めているのだが。
自動導入とオートガイダーが可能だ。

インターネットを検索したら 分解してグリスを自分で塗ったら復活したという記事を見つけた。

今日は皆既月食。

ダメもとで インターネットに記載してあった 極圧低速専用の「モリブデン グリス」を買ってきて べったりと塗った。

最初は手こずったがグリスがなじんでくると アトラクス特有のいい音をたてて動いた。

復活!!

女房には 内緒にしておこう。




 

上の6個と下の4個のねじを外すと歯車が4個見えてくる。

 

極圧低速専用の「モリブデン グリス」

 
 
グリスをたっぷりと塗って なじませる。


こちらも カバーを外すと歯車が出てきた。グリスは乾いてカラカラ。

 
 
こちらも グリスをたっぷりと塗って なじませる。これで完了。



 平成28年1月29日


タカハシ MT-200 反射望遠鏡 復活?


平成6年に購入して以来22年。これまで数回レンズの洗浄をした記憶があるが いつやったか記録がない。
カタリナ彗星を撮ったが 写りが悪かった。一生現役で頑張ってもらいたいレンズ。
久しぶりにレンズの洗浄をした。洗浄の仕方を忘れないように 記録することとした。



 
口径20pの主鏡を鏡筒から外す。けっこう汚れている。
 
洗浄液の精製水と脱脂綿を買ってきた。

ぬるま湯で洗浄。大きなごみを洗い流す。
 

中性洗剤に浸して 汚れを浮きだたせる。
 



斜鏡も外して・・・
 

中性洗剤に30分ほど浸す。
 

脱脂綿に洗剤を浸して中心部からヘリに引っ張る。やさしく やさしく。
 

ぬるま湯で洗剤を落とす。
 



自然水でさらに洗剤を落とす。
 

仕上げに精製水をまんべんなくかける。
 

エアブローで一滴残らず吹き飛ばす。
 

湿度54%の防湿庫で乾燥。今日はここまで。
 



鏡筒も赤道儀も磨いた。
 

まずまずの輝き
 

セルにレンズをセット。
 

光軸を合わせて
 



まだまだ活躍が期待される 新しくなった20p反射望遠鏡。MT-200 復活!!
  



 平成28年4月14日



気温も20度を超えてきた。
ちょつと錆が出てきたピラー脚とウェイトにペンキを塗った。


   




 平成28年10月29日


ビクセン初代アトラクス赤道儀をお譲りします。


平成6年に手に入れた初代のアトラクス赤道儀。これまで22年付き合ってきて現在も現役です。
これまで2回ほどオーバーホールしており、追尾精度は現在でも最高水準の精度です。
現在は「ステラナビゲータ10」を接続してパソコンで自動導入しています。

初代アトラクス赤道儀はスカイセンサー3D対応のため、最近発売された天体撮影をアシストする「ステラショット」には対応していません。
この度「ステラショット」に対応した赤道儀を購入するため適価でお譲りいたします。

興味のある方は一度実物を見に来てください。



 写真に写っているのがお譲りする全てです。 平成6年にMT-200と一緒に888,000円で購入しました。 
   
 ピラー脚は塗装して綺麗になっています。  タカハシMT-200を載せていました。タカハシの鏡筒が付けられます。
   
  スカイセンサーの説明書もついています。 電池は切れていますが100Vを繋げば使えます。
   
 「CONT.BOX」の右の固定ピンが紛失していますが不都合はありません。 PCと「ステラナビゲータ10」とDC電源を購入していただければで自動導入が可能。
(コードは付いていますが、PCとソフトと電源はついていません)

   


アトラクス赤道儀とMTー200で撮影したアンドロメダ銀河。
4分間のノータッチガイドです。






中心部の拡大。





購入希望者が現れました。
アトラクス赤道儀は九州に渡ります。

22年間愛用したアトラクスとも今日が最後か。
明日のスーパームーンは天気が悪そう。今日はスーパームーン前夜。お月さんを撮り尽くそう。




平成28年11月13日


スーパームーン前夜


スーパームーンの明日は天気は曇り。スーパームーン前夜の月を撮る。








アトラクス赤道儀との最後の晩餐。
別れのコーヒーを飲む。

22年間よく付き合ってくれた。
時には言うことを聞かない時もあったが、今日も完璧に仕事をしてくれた。
ありがとう。

九州に渡ってからも元気に頑張ってください。
明日からは新しい仲間が加わります。



平成28年11月14日


スーパームーン


今日は予報のとおり曇り。分厚い雲で月は顔を出しそうにない。小雨も降ってきた。
しばらく空を見上げてつぶやく。「雲よ去れ!!」
願いが届いたのかしばらくして、空がだんだんと明るくなってきた。月もかすかに見えそう。
しかし、また雨。
突然、雨上がる。急いで望遠鏡を載せてアトラクス赤道儀のスイッチを入れる。
いい音を立てて月を追尾。
そして、一瞬晴れた。その間わずか数分。
急いでピントを合わせ、シヤッタースピードを何段階にも代えてシヤッターを切った。

その写真がこれだ!!!








最後の最後に願いが届きスーパームーンを何枚か撮ることができた。
この後すぐにまた小雨。以後月が顔を出すことはなかった・・・・

これでアトラクスともお別れか・・・



平成28年11月14日

アトラクスを九州に送るため梱包を始めた。

   
   



梱包の準備完了





平成28年11月16日

今日 3個の段ボールに入って九州に渡る

22年間お付き合いいただきありがとう。
九州でも一杯星を追いかけてください。
お元気で・・・・・







ただいま天体ドーム建設中


平成28年9月16日から



夢にまでみた天体ドーム

女房からOKのサインが出た。

早速名古屋のニッシンドームに雪国仕様を発注した。



平成28年6月6日 ピラー脚届く

 

平成28年9月27日 ピラー脚支柱の土台基礎

 

平成28年10月2日 ピラー脚支柱の土台基礎完成


 
 
平成28年10月7日 ドーム枠組み完成


 
平成28年10月12日 支柱取り付け

 
平成28年10月19日 内装始まる


平成28年10月19日 外装ほぼ完成

 

平成28年10月24日 ドーム取り付け

 

平成28年10月25日 ドーム電気工事完了

 

平成28年10月25日 ドーム設置完了

 

平成28年10月31日 ドーム内エアコン設置完了
 
 
平成28年11月2日 ドーム内装始まる

 
平成28年11月2日 ドーム内下からの眺め

 
平成28年11月6日 新しい赤道儀届く。総重量40s。


朝霧の中のドーム

 

 
平成28年11月13日 ドーム内装ほぼ完了。満足。満足。

 
平成28年11月15日 最新の天体撮影ソフトが届いた。



平成28年11月27日 ドームに登る階段

 

平成28年11月27日 内装完成

 

平成28年11月27日 望遠鏡を待つドーム
 

 



天体ドーム完成


平成28年12月5日 


夢にまで見た天体ドームが完成した。





 
 
しかし、ここからが大変。
ドームと赤道儀をパソコンで動かすためにいろいろと設定をしなければならない。

使用するソフトは

@「ニッシンドームコントローラー」というドームを動かすためのコントロールソフト。


A
「ASCOM」という望遠鏡の架台などのコントロールするためのオープンな標準仕様で、様々な天体観測機器のドライバが提供されている。
ただし、全部英文。日本語でも理解不能なのに・・・


B「ステラショット」というパソコンと赤道儀やデジカメや「オートガイド」をコントロールするソフト。

C望遠鏡をオートガイドするための「QHY5L-U」ドライバー

この4本のソフトを連動するようにパソコンを設定しなければならない。


しかしながらこれらを連動するための解説書はない。

「ステラショット」は昨年発売されたばかりの最新のソフトのため、ドームのメーカーも対応していない。

さぁ どうしよう。

英文も読めない者の 
ドーム連動のためのパソコン奮戦記のはじまり 、はじまり・・・




天体ドームパソコン連動奮戦記


 望遠鏡は22年付き合ってくれたMT-200。まだまだ現役で頑張る。
ようやく望遠鏡を取り付ける
 
 
眺めは抜群


 
赤道儀は思い切ってEM-500を購入した。
鏡筒を買う資金が無くなった。


平成28年12月8日 マニュアルを見ながらコードを接続
 
光軸を合わせて北極星を待つ
 
ようやく北極星が見えた。
 

なんとか極軸の設定完了
 

12月8日 久しぶりの星空

 

「ハックション」。遅くまで写真を撮っていて風邪を引いた。 二日も寝込んだ。

配線は床下に・・・
 

ステラナビでの自動導入は設定完了。ここまでは簡単。簡単。
 
ドームとの接続に挑戦

メーカーからパソコンを借りてドーム連動を試みるが・・・
 
 ドーム連動コントロール盤


Canon 5DMARKUを取り付けてステラショットの接続試験
Canon 
オートガイダーのためQHY 5-UとGT-40を購入
 
昼間は青空でも夜には雨。ステラショットの試験ができない。
 

12月17日 雪が降った。四隅には雪が積もったがよく日には自然に落ちた。



 
12月19日 晴れた。今日は星が見れるかも・・・
 
 12月20日 今日もドームは開かず
12月21日 ドーム開かず。
12月21日 IPアドレスの設定の問題か・・・
 
12月25日 ドームの設定はあきらめて「ステラショット」の予行演習。
 
星が見える。急いでドームを開けて「ステラショット」のテスト。 
すぐに川霧に覆われた。

12月29日 午後11時過ぎ「星が出ているよ。」
空を見上げると満天の星空。こんな素晴らしい星空はめったにない。
ドームに急いだ。手動でドームを開けると雲一つない満天の星空。
真南にオリオン座が輝く。ステラショットを起動。
EM-500のスイッチON。まずはオリオン大星雲をクリック。

「ウィーーン」望遠鏡がオリオン大星雲を追う。いい音だ。素晴らしい。
試しに一枚シャッターを切る。ドンピシャ。
とりあえず150秒。ピントが今一だがノータッチ・ガイドでも十分。
何枚かコンポジットすれば素晴らしい写真になりそう。

今日は初めてのテスト。次に肉眼では見ることのできない「ばら星雲」。
ちょっと感度を上げて60秒。バラらしき姿が映っている。

次はさらに暗い「馬頭星雲。」果たして捉えているか。
30秒でどのくらいに映るかテスト。バッチリど真ん中。

カメラに映った画像は肉眼でははっきりとは確認できなかったが
翌日に画像処理をすると素晴らしい星々が表れてきた。
 
EM-500もステラショットもすごい。
光軸も合っていない。ピントも・・・
 でもこれまで取れなかった星雲がバッチリ。

それにしても寒い。ドームの中の気温は0度。
エアコンの調子が悪く効かない。寝袋に包まって震えながらパソコンを操作。
午前1時を回った。寒すぎ。「ハックション!!」。また、風邪を引いたか。
退散。
外は氷が張っていた。


M42 オリオン大星雲
MT-200 F4.8 レデューサー使用 EM-500赤道儀 ノータッチガイド
D40改造カメラ ISO800 RAW 150秒×1枚

 

N2237 ばら星雲
MT-200 F4.8 レデューサー使用 9mm 60EM-500赤道儀 ノータッチガイド
D40改造カメラ ISO1600 RAW 60秒×1枚





IC434 馬頭星雲
MT-200 F4.8 レデューサー使用 960o EM-500赤道儀 ノータッチガイド
D40改造カメラ ISO1600 RAW 30秒×1枚


 


1月2日 昼間は青空が出たが・・・・
 
1月9日 3.5mドームを「ステラショット」で動かしている方が応援に来てくれた。

 
1月9日 よく見るとLANケーブルのところにランプがついていない。

 
1月12日 ランケーブルにランプ付くもドームコントローラーは稼働せず。
 
先日出来なかった「IPアドレス」は検索できたがいまだ接続できず。
 
何度やってもドームとの接続できず。
 

1月13日、昨日に市役所の資産税課の調査も終了。いよいよ今日から引っ越し開始。ものすごい雪。ただいま大雪警報発令中。



 
結構雪がくっついている。 融雪装置が効いていないか・・・
   

星空を待つMT-200望遠鏡。明日には隣町の3.5mの天体ドームを稼働させている友人が再度パソコンの設定を手伝ってくれる。
いよいよ稼働することができるか。「ステラショット」と天体ドームを連動コントロールできるか。




 
   
1月14日 大雪警報発令
 
気温も下がりドームが雪で埋まる
 
1月14日 再度友人から来ていただく。メーカーのパソコンでドームが動いた。
 
吾輩のパソコンではエラーメッセージのオンパレード
 
 1月15日 雪も止んだ。積雪100cm。
気温は氷点下5度まで低下し、ドームは雪と氷で埋まる。
 
1月15日 一からやり直すもエラーメッセージ。望遠鏡の口径が未入力か。
 
1月16日 メーカーのパソコンでテストするも・・・・
 
 1月18日 備忘録を作成しながら一からやり直した。

1月18日 ついにドームが開いた。
 
 1月18日 午前9時42分 メーカーのパソコンからの操作で初めてドームが開いた。左右に回転もスムース。感激!!


天気もいい。最高の気分。
 
次は赤道儀との連動。これは・・・・
 
 まだ、望遠鏡の値が未入力か・・・

jq
またエラーメッセージ。「東で同期を??・・・」どういうこと。今日はここまで。
 
 1月19日 ひと通りのデータを入力したはず・・
ここは何を入力すればいいの??・・・ 
 Temma Driver が応答しないとはどうしたことか・・・・
 
1月19日 今日はドームと赤道儀はそれぞれパソコンから操作が可能となった。
あとは「ステラショット」とドームと赤道儀の連動で完璧に。
のはずであったが最後にまたエラー。

「ステラショット」と「ニッシンドーム」と「Temma2Z」連動備忘録も
完成と思ったがまだまだこれからか・・・

もうすぐ20日。明日頑張ろう。

 
1月21日 吾輩が作った備忘録を見ながら入力するが・・・




メーカーのパソコンでは動くのに・・・



 

1月23日 昨日は動いたのにどうして今日は動かないのだろう・・



 
今日も外は雪。いつになったら動いてくれるのだろうか。



 
狭い部屋で腰が痛くなる。




ドームの連動を諦めて赤道儀と望遠鏡のデータを入力するが・・・

 

 
これってどういうこと???





ドームコントロール盤は正常のはず・・・



 
 1月24日 再度「ニッシンドームコントローラー」の設定。
メーカーから借りているパソコンでは動くのだが。
マイ・パソコンではIPアドレス設定エラーばかり。




もう午後5時のチャイムが鳴った。そろそろ帰ろう。
もう一度挑戦。IPアドレスを「192.168.0.20」を「21」に変えたら動いた。
やったー!!でもどうして????



 
 
ドームにはインターネットは引いていない。
メーカーのパソコンのIPアドレスは手動設定。
吾輩のパソコンも手動設定のときは運よく動いたが

自宅に戻ってインターネットに接続すると自動的にIPアドレスを
書き換えることを知らなかった。
いろいろ勉強させられた。
3.5mのドームの所有者がいろいろ設定していたのがようやく解りかけてきた。

「192.168.0.21」「255.255.255.0」「192.168.0.1」
備忘録として記録しておこう。

ようやく第1ステップ クリア。

明日からは第2ステップの「ASCOM」に挑戦。

なかなか難解であるが これが結構面白いんだなぁ。


1月26日 吾輩のパソコンでもドームが動いた。
 

いい天気。今日は星空が見えるかな。オートガイドのテストができるか。


 

 


 

カメラテスト。MT-200望遠鏡 1200mm×0.8 Canon5DMARKU トリミング。ピントが甘い。 16時28分



 

カメラテスト。Canon EF70-200mm F2.8L IS U USM  エクステンダーEF2× Canon5DMARKU トリミング 16時55分

 

綺麗な星空であるが・・・

  
1月28日 今日は冷えた。外気温は氷点下。ドーム内は1℃ 。進展なし。

2月4日 ♪月が出た出た
 

2月4日 素晴らしい星空。いまだ連動せず。今日は手動でばら星雲をと望遠鏡を向けるが今度はcanon40Dカメラがいうことを聞かない。
やむを得ず5DMarkUでM53を撮った。

  
 2月4日 M35散開星団を試し撮り。ピントがいまいち。光軸も狂っている。
 2月5日 友人から見ていただくも連動せず。
いつものエラーメッセージが出る。
 
2月8日 フードとピント合わせ用マスクが届く。15,527円
 
 はたしてうまくピントが合わせられるか。

1月9日 メーカーから遠隔操作でパソコンの設定をチェックするも・・・。 

 

2月14日 メーカーや友人からメールが届くが・・・

 

再度「管理者権限」でインストールするも・・・。いままでと同じエラー。


 
 
またもや同じエラー。


もう一度やり直し。

 
 
2月15日 気晴らしに工作をしようっと・・


ちょっと本格的にやってみようかな・・。材料を購入した。

 

お手上げでパソコンの先生から指導をうけプログラムを入れなおす。

ソフトが読み込めない。ドライブが故障。踏んだり蹴ったりだ。

ドライブを購入。プログラムを入れなおしたが何度やっても同じエラー。
 
 
こちらは日本語だが・・・

今日は晴れそう。単独では動くのだがドームと赤道儀の連動ができない。
 

2月21日 修正プログラムをインストールするがここから進まない。
ドライバーの問題か・・・

 

2月22日 ドーム本体も動かない。
 
お手上げだ。明日、インターネットを契約しに行こう。

 3月5日 またも応援に駆けつけてくれた。


しばらくパソコンを・・・・。動いた。連動成功!!!

 



ついに連動設定が成功


平成29年3月5


2017年3月5日 ついに「ニッシンドーム」と「タカハシEM-500Temma2Z」と「ステラショット」の連動に成功!!!



パソコンの星図上での星をクリックすると、望遠鏡とドームが目標の星を追いかけた。

感動の瞬間。


5度ほどドームの向きがずれている。

実際の星空でテストをしてみよう。


 
 

天体ドームと望遠鏡の連動設定に2か月も費やした
お陰で結構、勉強をさせていただいた。

素人では連動設定はムり、ムリ。
隣街の方には4回もおいでいただいた。


パソコンの設定方法等を忘れないために備忘録を作成した。

ドームと赤道儀の連動設定のご指導を頂いた駒形様
パソコンのご指導を頂いた川上様

ありがとうございました。


パソコンど素人のwindows10による
「ニッシンドーム」と「ステラショット」と「Temma2Z」の
連動設定備忘録



↓↓↓


天体ドームを検討している方で「備忘録」の必要な方は 「hagak1233@yahoo.co.jp」 までメールをください。


(このHPに「備忘録」を掲載したいのですが PDFファイルを掲載することができません。)


 3月13日 晴れた。金環日食を撮るため自作したフィルターを付けて

太陽を撮った。完璧に追尾している。今日の太陽は黒点が全くない。


 
  
 午後9時 月が顔を出した。こちらも完璧に追尾。


1点センサー版もメーカーから送られてきた。いよいよ本格稼働か。
ドームと望遠鏡が一緒に追尾している。

 
3月15日  コードが絡まないように再度セット
オートガイダーのピントがまだ合わせられない。
 
 3月17日 主鏡にセンタリングマークを打った。


 


 
 ついでに主鏡を洗浄。


 

斜鏡の光軸を合わせ・・

 センタリングアイピースで主鏡の光軸を合わせた。
 
 3月18日 これまでフラット補正はしたことがない。

フラットフレーム撮影用のフードを作成。今日はここまで。

 
 フラットフレームはこんな感じ。まずまず。

3月24日 完成。出来栄えはいまいち。
 
 


平成29年3月21日

30何回目かの結婚記念日に天体ドームに「コスモス天文台」と命名。
「観測所」とすべきであったが画数が多すぎ。彫るのが大変。画数の少ない「コスモス天文台」の看板を掛けた。
システムはまだ道半ばであるが一つの区切りとして、女房と二人で天文台の開所式を行った。



看板は欅の木に半年掛けて彫刻刀一本で彫って漆を塗った。
 

女房に感謝。感謝
 

 ドームでお茶を点ててくれた。


 お茶を頂く。うまい!!!


 直径2.5mのコンピュータ制御の天体ドーム完成。


赤道儀は最新鋭のEM-500。望遠鏡は22年付き合っているMT-200。

ε-180が来てくれないかなぁ。
 
今年は積雪はまだ1m。当時は小雪で雪はなかった。



 

3月25日 友人が遠隔操作装置の設定に来てくれた。
 
遠隔操作システム完成。これで2階から操作可能となる。
 
冬は氷点下。夏は40℃にもなるドーム内。
これで快適な部屋で音楽を聴きながら星空を撮影できる。贅沢三昧。

4月2日  申し込んでから1か月。ようやくインターネッが開通。

しかし 遠隔操作のリモートコントロールパソコンとは接続できず。
 
   

4月2日 従兄弟親子が見学に来た。ドローンで空撮。



 
4月5日 遠隔操作する時にドーム内を監視するためかつて使ったWebカメラを設置。
テストするも夜はドーム内は真っ暗。さてどうしようか。

 
4月10日 十三夜の月が綺麗。
 
オートガイダーに月を入れてみた。何とパソコンに月が映った。
しかし、ピントがなかなか合わせられない。
木星を入れたらピントが合っていないのにキャリブレーションがスタートした。
感動の瞬間。やったー。
午前0時までやったがついにピントは合わなかった。あともう一息だ。

 4月14日 ピントは合っていないが1個星を捕らえた。あと一歩だ。

4月16日 中継コンピュータの接続できない。

 
 4月16日 オートガイダーが10個の星を捕らえた。

しかし、中継パソコンを経由するとかつてのエラーメッセージが・・・
 
 中継パソコン。これで二階から操作可能となるはず・・


4月21日 再度、駒形さんにSOS・・・・

 


2017年4月21日 


望遠鏡の設置から実に4か月余もかかりようやく天体観測システムが完成した。

いろいろと勉強させて貰った。ご協力いただいた駒形さん、川上さんありがとうございました。
「いっぱい楽しめてよかったね。」と わがままを許してくれた女房に感謝。感謝。





駒形さんのお陰で これで二階の観測室からも三階のドームからも望遠鏡をコントロールできる。
二階からはウェッブカメラでドーム内の様子を監視可能となった。

いよいよ明日から本格的に星空が撮影できる。
その前にもう少し画像処理の勉強を一からやり直そう。



 
 
4月22日 今日は星が見れそう。


配線を床下に・・・。

 
 
結構すっきりとした。



これなら五人くらいは入れるか。

 
 
2階の操作室。


ドーム内も監視カメラでバッチリ。
 


 4月23日 初めての観望会。


5名の御婦人方がおいでになり木星を見ていただいた。

 


ようやくドームと望遠鏡が動くようになりました、子供会や各種サークル等で星を見てみたい方がおられましたらご一報ください。

ただし、ドームへの階段は傾斜が60度もあります。転げ落ちないように気を付けてください。

事故等の場合においても当方は一切責任を負いませのでご了承の上おいでください。


ドーム内の定員は5名程度です。大勢の場合は交代で見ていただきます。

なお、小学生は保護者の同伴をお願いします。