Cosmos Gallery
星  空  紀  行
妻への25年の感謝をこめて オーストラリア星空旅行。
行き先は 夢にまで見た 南天の星空。
素晴らしい自然 素晴らしい星空 をご紹介します。




オーストラリア 星空紀行

2004年9月10日から9月16日まで

ハミルトン島

お出迎え

2004年9月10日

ケアンズから飛行機で1時間余
南海に浮かぶ リゾート地 ハミルトン島
オウムがお出迎え。

青い海 青い空 素晴らしい景観
料理もうまい 海老に蟹 大好物のオンパレード
食欲も満たされ 今日は快晴 
夜が待ち遠しい
南天の天の川

バギーカーで 星のよく見える丘の上へ
初めてこの眼で見る 南天の天の川
素晴らしい
デジタルカメラに写った映像も すごい。
南十字星

南太平洋に沈む 南十字星
中央の明るい星がケンタウルス座のアルファ星。
アルファケンタウリ。我々の地球に一番近い恒星。
距離は4.3光年。-0.01等星。
その下の星がベータ星。

左下隅に十字架が横になっているのが 南十字星。
α星、β星、γ星、δ星、ε星の五つの星からなっている。

この眼で見る 南十字星
南天の星空の下で 25年の歳月を語り合う
感謝 感謝の25年。

南天の星の下 南十字星を見ながら
25年の歳月を語り合った丘を望む。

左手の一番高いところ。
天体ドームも設置されていた。

2004年9月11日

ホワイトヘブンビーチ

2004年9月11日

水上飛行機からのホワイトヘブンビーチ。

水上飛行機

初めて乗った水上飛行機。
一緒に乗ったのは フランスはパリからやってきた
新婚25日目のカップル。
新婚25年目と聞いて
「Oh! long time」と
新婚旅行はパリといったら また驚いていた。

パリジジェンヌは「finance」。
女性同士の会話。
南太平洋

ホテルからの眺め。

日が西に傾きかける。
そろそろ 夜の準備をしておくか。
今日も 語らいの丘に行こう。

バッテリーを充電。
デジタルカメラ メモリー 三脚 レリーズ カイロ
懐中電灯・・・・・・

懐中電灯が見当たらない。 
島のスーパーでようやく見つけた。
沈む南十字星

南太平洋に沈む 南十字星。
中央の明るい星がケンタウルス座のアルファ星。
右下 海に沈む寸前の 南十字星。

北天には 北極星があるが
南天には 南極星はない。
南天の天の川

いつまで見ていても 飽きることはない。
素晴らしい 南天の天の川。
今日も 丘の上は 二人だけの 別天地
ケアンズ 

キュランダ・熱帯雨林

2004年9月12日

次の目的地 エアーズ・ロックへの 経由地ケアンズ
キュランダ・熱帯雨林を半日観光。
「天空の城 ラピュタ」の世界がここにあった。

エアーズ・ロック

地球の臍

2004年9月13日

ついにやってきた 地球の臍。
ツーショット

マウント オルガに沈む 夕日をバックに
度重なる リクエストにお答えして
またまた ツーショット。

サウンド・オブ・サイレンスディナー

マウント オルガに日が落ちて
今日のメイン サウンドオブサイレンスデナーの始まり。

まずは ワインで乾杯。
左手に エアーズ・ロック
右手に マウント オルガ
天上には 満天の星空
最高のセッティング

Milky Way

今日は 新月 
この日を選んで エアーズロックにやってきた。

あたりは静寂に包まれる
詩の朗読 星空解説と続く
すべて 英語版 
理解できたのは 星の名前と 「milky way」のみ

マゼラン星雲

しばらくすると 大マゼラン星雲と小マゼラン星雲が昇ってきた。
上の小さいのが小マゼラン星雲
下の大きいのが大マゼラン星雲
大航海士 マゼランが雲と間違えたことから名付けられた。

野外のテーブルには
新婚さん1組 婚前さん1組 素敵な姉妹1組
25年前は新婚1組 の計8人。
デジカメで撮影した 天の川を見せたり
日本語版の星空解説をしてしまった。

バイキング料理が出たが 写真撮影が忙しく 食べている暇がない。
おそるおそる 一人 藪の中へ 
毒蛇はいないか・・・・・・
毒蛇はいないか・・・・・


エアーズ・ロックと南十字星

南十字星を背景にエアーズ・ロックの写真を撮りたかった。
昼間 撮影場所を確保。 
夜出かけてみたがここでも光害がひどい。
とても シャッターを開けておける 環境ではなかった。

国立公園内 夜 ここまでは近づけなかった。
ましてや 毒蛇がていは。
やむなく ホテルで販売していた 版画を購入。
2005年 日本でも個展を開催するらしい。

書斎に飾って 眺めていると 
あの日の Milky Way がまぶたに浮かぶ。


夜明け前 1

2004年9月14日

エアーズロックの夜明け前。
午前5時45分

夜明け前 2

5時58分
エアーズ・ロックの夜明け 1

6時15分
エアーズ・ロックの夜明け 2

6時26分

エアーズ・ロック登山

右端が登山道。
強風のため 今日は登山禁止。

強風のときは登山禁止
雨のときは登山禁止
高温のときは登山禁止
アボリジニの行事のときは登山禁止

登れる確率は 3割程度だという
日本での観光案内には 何処にも書いていない。

一回で登れた人 
五回も挑戦して 登れない人もいるという。
やむなく 周辺の散策となった。
エアーズ・ロック散策

エアーズロック東部。
アボリジニの壁画

エアーズロックに描かれたアボリジニの壁画。
古くは1000年前。一番新しいので70年前という。

夜の撮影地

大平原のエアーズロックも光害がひどい。
ホテルの裏の藪の中
南天の開けた夜の撮影地を確保。

エアーズ・ロック遊覧飛行

ヘリコプターの乗っての空からのエアーズ・ロック。まさに地球の臍。
エアーズロックの影が大平原に伸びる。午後6時0分 遊覧飛行に出発。
マウント オルガ。
中央の遠方に見えるのが エアーズロック。
午後6時30分 オルガに夕日が沈む。
ヘリコプターのパイロットが 
絶好のシヤッターチャンスを用意してくれた。

計算どうりだ。
旅行を計画のため ステラナビゲーションで日没をシミュレーション ヘリコプターの出発時間を決めた。
計算どおりの エアーズロックの夕焼けを見ることができた。

突き刺さるさそり座

南の大地に突き刺さる さそり座

今日は一人で ホテルの裏の 藪の中へ
昼間 下見をしたとはいえ ちょっと不安。
早く帰りたい まだまだ 星空を撮影したい。
明日は 5時30分 起床。
エアーズ・ロック二回目の挑戦がある。
結局 0時過ぎまで 写真を撮り続けた。
昇るマゼラン星雲

マゼラン星雲をこの眼で見れるとは思ってもいなかった。
若かりし日の 夢がかなった。
「宇宙戦艦 ヤマト」は地球を救うため一年で往復。
コスモクリーナーDを持ち帰った。

一瞬 若かりし20代へ タイムリスップ。

金星がお出迎え

2004年9月14日
午前5時32分

エアーズ・ロック登山 二回目の挑戦。
窓を開けたら 金星がお出迎え。
快晴 風はない。
エアーズ・ロックの日の出

7時12分

エアーズ・ロック 2回目の挑戦。
風はない。
期待が高まる。
CLOSED

残念!!!
またしても 強風のため登山禁止。
確かに 登山口では 強風が吹いている。

エアーズ・ロックは アボリジニの聖地。
アボリジニの立看板には 「聖地に登らないでください。」と書かれていた。
「登れなくて 良かったのかもしれない。」
と 妻。


シドニー

オペラハウス
2004年9月16日

水上タクシーから見る オペラハウス。
船の形をデザインしたユニークな建物はシドニーで一番の名所か。
完成に14年もかかったという。
「吉永小百合 街ものがたり」に書いてあった。



ハーバーブリッジ

水上タクシーから見る ハーバーブリッジ。
ちょうど ヨットが通過。

セントメアリー大聖堂

アメリカの世界的に有名な俳優が結婚式を挙げた教会。
日本の有名な芸能人は結婚式を挙げれなかったらしい。

撮影に確か 5オーストラリアドル支払った。

シドニーの夜景

オペラハウスの夜景

夜のクルージング シャンパン片手に カメラも踊る。

シドニーの夜景
ホテルからみるオペラハウス。

旅のお供

旅のお供は

Canon EOS Digital Kiss
Canon Lens EF 28mm F1.8
リモートスイッチ
ベルボン三脚

望遠鏡は持って行けなかった。
今度 行くときは ポータブル赤道儀をと考えています。

カメラを 三脚に載せ 20秒ほどシャッターを開けておけば 星空は誰にでも撮影できます。
ぜひ 撮影してみてください。
新しい世界が見えます。
旅のお土産

オーストラリア旅行
オーストラリア旅行のお土産は
ハミルトン島の砂とエアーズロックの岩
そして エアーズロックの版画
エアーズロックの版画
ヨーロッパ旅行

25年前の新婚旅行のお土産は
パリの砂とモンブラン山頂の氷
そして モンマルトルの絵画

氷は解けて 今はワインのビンの中。
ワインのビンは パリのレストランで二人で飲んだワイン。

25年たった今も 透き通っている。
25年たったら 氷に戻して オンザロックと考えていたが
もったいなくて 飲むのは もう25年後に。
モンマルトルの絵


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