ねこしき
17 時
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本堂の中を取り払い押し合いをする場所を準備
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わらで編んだ「ねこ」を敷く
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内 陣
いよいよ 準備は整った。
「こいこい こいよ! こいこい こいよ」
内陣が 撒与者を呼び込む。
白装束の若者を 内陣という。
「多聞天」のろうそくの奥に「毘沙門天」が安置されている。
一年に一回3月3日に御開帳。「毘沙門天」を参拝するために 押し合いとなる。
内陣は 18時から20時まで 毘沙門天を警護する。
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浦佐多聞青年団 最高幹部 水行参拝 豊年踊り
17 時 20 分
1年間 この日のために 準備してきた。いよいよ本番。水行し毘沙門天に参拝する。
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多聞青年団長 毘沙門天に参拝
稲を植え 稲を刈り 収穫を喜ぶ 「豊年踊り」を毘沙門天の前で踊り 今年の豊作を祈願する。
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四本柱
毘沙門堂内を照らす 四本の大ローソク これを 四本柱という。
この四本の大ろうそくで 堂内を照らす。
この四本の大ろうそく以外は 本堂の中に飾ることはできない。
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出番を待つ大ローソク
重さは20sから30s
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中学生水行・押合い
18 時 10 分 か ら
押合いは 未来の多門青年団。 大和中学生の押し合いから開始される。一生忘れられない 興奮の始まり。
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撒与者 水行
18 時 30 分
一般参加者の水行の前に 穀物を撒与する撒与者の水行が行われる。
撒与者は「うがい鉢」で身を清めてから撒与する。
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一般 水行
いよいよ裸押合いの始まり。うがい鉢に飛び込み身を清め 毘沙門天に参拝する。
18 時 40 分
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第一回福物撒与(穀種4・金杯2)
19 時
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いよいよ祭りのメインイベント 福物の撒与が行われる。
撒与者が人馬にまたがり 毘沙門堂に入る。
豊年踊りを奉納。
毘沙門天に 御夜食を上げ 踊り 食べ 酒を飲み 春を祝う。
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撒与者が福物を書いた扇子を広げ 人馬にまたがり 本堂に入る。 |
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左後方の屋根では 弓張撒与の準備ができた。豊年踊りの奉納が始まる。
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福物を撒与するため本堂に入る。 |
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第一回 弓張撒与(御供物弓張 4張)
19 時
毘沙門堂の堂内では 金杯を撒与が 堂外では弓張撒与が 同時進行で行われる。
撒与者を警護し本堂に入ったローソクが外に出てくると 弓張撒与が行われる。
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弓張りに群がる人を排除するため 一斉にローソクが取り囲む。
弓張りは押合いそのもの 決着が着かないときは 青年団本部に引き入れ 青年団が均等に分ける。サンヨー サンヨー
弓張提灯 これを拾ったものには幸福が訪れ 提灯の骨の一本でも田んぼに刺しておけば 虫は寄り付かない。
これ 毘沙門天の天罰を恐れるがゆえなり。
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第二回 福物撒与(御盃2・坂上田村麻呂盃・JR盃)
21 時 か ら
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撒与者の入堂のため ローソクが 道を開ける。
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ようやく中央の道が空いて 撒与者が毘沙門天に参拝する。
左手の奥に毘沙門天が鎮座する。
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豊年踊りを踊り 豊作を祈願する。
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いよいよ祭りのメインエベント 御盃を酒と一緒に撒与する。
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中央の桶の中には 酒に御盃が浮かべてある。
これが 御盃
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御盃を酒と一緒に撒与する。
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坂之上田村麻呂盃
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三本杯 金杯 銀杯 穀種が撒与される。
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堂内に入った撒与者は 次々に扇子を広げ撒与品を披露 撒与品の名を書いた木札を撒く。
木札を拾った参拝者は祭り終了後の表彰式で 金杯等を授与される。
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ふたたびローソクが道をあける
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撒与者退場
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肌が擦れるため水をかける。
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毘沙門天に参拝するため中央に殺到する。
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第三回福物撒与(金盃2・木盃1・三本盃)
21 時
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撒与者入堂
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ささらすり
21 時 20 分
今年からササラを擦る 井口家当主が世代交代。
今日まで厳しい修行を行い 初めてササラを擦る。
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多聞青年団 最高幹部 入堂
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団長の提灯が来年の団長に引き渡される |
来年の団長を先頭にササラすりの輪が・・・
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いよいよ 人生初のササラすり
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立派にササラをする |
先代の井口家当主
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「サンヨ!! サンヨ!!」の掛け声が堂内に響き渡る
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昨年の先代のササラすり
「米が降るとうて下がった もう!」
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無事 役目を果たした。立派。
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ささら摺り音頭が歌われるなか ささらは内に摺ると凶作になることから
外へ外へと 摺り鳴らす
ささら摺り音頭
(写真の「ささらすり」で 白い法被を着た四人が歌う音頭)
一 当月三日に年男
詣ったりな
ハァー サンヨ サンヨ
二 たったこそ 道理や
門の松がまっさるわ
三 馬鍬に手かけて
春がきた遠野原
四 吾等に着しょうとて
白い菅の笠
五 黄金の花が咲く
四つの角のように
六 たわむこそ道理や
実が入るとうて
七 たったこそ道理や
米が降るとうて
ザザン ザザン 浜松の音
ザザン ザン
喧騒の中にあっても ちょっと耳を澄ましてみよう
豊作の歌が聞こえてくる
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大鏡餅撒与・御灰像撒与
午後11時10分
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「御灰像」
御護摩で作られた毘沙門天像
一月に一体。一年間に十二体が作られ 撒与される。
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多聞青年団 最高幹部挨拶
最高幹部の挨拶で祭りは幕を閉じる。
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「お前ら 最高!! ありがとう!!」
撒与品授与式
22時45分
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時計は23時をとっくに回った。写真もいっぱい撮った。帰ろう。
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3月4日の餅まき
多聞青年団の多聞青年団による多聞青年団のための裸押合大祭。
祭りの当日に裏方や大祭委員等で餅まきに参加できない人たちのために青年団が餅をまく。
これまで参加できなかったが 今年から毎日が日曜日。初めて参加。
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3つも拾った。何かいいことありそう。 |
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最後の豊年踊りを毘沙門天に奉納 |
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記念撮影
みんないい顔
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後輩に来年の祭りを託す |
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撒与節を歌い先輩を送る 。なんとほほえましい。 |
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八海山がきれい |
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最高幹部の皆さん 一年間本当にご苦労様でした。
最高の祭りでした。
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